
strategy
DX戦略
人が使う、人のためのDX──それが大成建設の目指すDXの姿です。建築・土木の現場と建設業界の未来を切り拓くために、3つの領域でDXに注力し、さまざまなソリューションを提供しています。
DXの注力領域
-
生産プロセスのDX
BIM/CIMやAI、IoT、ロボットなどを活⽤することによって、品質確保や原価低減、⼯期短縮、危険予測、環境負荷低減を図り、⾶躍的な⽣産性の向上を実現する。
-
経営基盤のDX
⽣産プロセスとサービス・ソリューションのビッグデータと当社グループ内に散在する技術開発、顧客、⼈事、経理、財務データなどをつなぐプラットフォームを構築し、AIなどと連携・利活⽤できる環境を整備することで、意思決定の迅速化を実現する。
-
サービス・ソリューションのDX
竣⼯後の施設データなどを活⽤することで、新たなサービスの提供や、施設のO&M(オペレーション&メンテナンス)などの事業領域の拡⼤を図る。
DX戦略の構成
大成建設は「『情報(デジタル技術とデータ)』を新たな経営資源とすることで当社グループの企業価値の向上を図る」ことを「DX(デジタルトランスフォーメーション)方針」に定めています。この方針に基づき【TAISEI VISION 2030】の実現に向けた重点テーマを、コア技術・デジタル人財によって実現してまいります。
AI戦略
当社は、AIの倫理的・社会的課題等に真摯に向き合い、適正な利活用を通じて社会・顧客・パートナーの課題を解決し、グループ理念の実現に貢献する姿勢を明確にするため、「AI戦略」の一環として「AIの適正な利活用に向けた宣言(AI基本方針)」を制定しました。

デジタル人財戦略
当社は、経営の基本方針(人的資本)において、人財が競争力の源泉であると認識しています。本方針に基づき、DX戦略の一環として「デジタル人財戦略」を策定し、DXの推進を加速するための「デジタル人財像」を定義しました。

※経済産業省と独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公表した「デジタルスキル標準(DSS)」に準拠
※全役職員向けのデジタルトレーニングプログラム「DXアカデミー」の詳細は【こちら】
ソリューション・施策
事業領域
戦略領域
キーワード

作業員が手作業で行っていた照度測定・帳票作成を自動化するシステム「T-iDigital® Checker」
建物竣工前性能検査のICT化により作業時間を大幅短縮、現場の生産性向上へ。
建築
生産プロセス
リモート技術

映像・IoTデータを活用した現場管理システム「T-iDigital® Field」
映像・IoTデータの活用により、建設現場の施工状況を可視化し、現場管理を効率化。
土木
生産プロセス
IoT
デジタルツイン
リモート技術

Wi-Fi環境とAI・IoTの一体化で、現場の生産性を向上させるDX標準基盤「T-BasisX®」
Wi-Fi環境とAI・IoTの一体化により、建築現場のDX推進を加速させて生産性向上。
建築
生産プロセス
AI
IoT

リアルタイムで建物情報を収集「LifeCycleOS®︎」
業界初のBIMと建物の運用管理データを統合管理する技術で、建物情報を有効活用。
建築
サービス・ソリューション
IoT
デジタルツイン