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「DX銘柄2025」に初選定

2025/6/3

お知らせ

大成建設株式会社(社長:相川善郎)は、経済産業省が東京証券取引所及び独立行政法人情報処理推進機構(IPA)と共同で実施する「デジタルトランスフォーメーション銘柄(以下、DX銘柄)2025」に初めて選定され、2025年5月30日に選定企業発表会に参加させて頂きました。

「DX銘柄」は、東京証券取引所に上場している企業の中から、デジタル技術を活用して、ビジネスの仕組みを抜本的に変革し、新たな成長につなげていく「デジタルトランスフォーメーション(DX)」に取り組む企業を選定する制度です。

今回の選定にあたっては、主に以下の点が高く評価されました。
・経営ビジョンと連動した明確なDX戦略がある
・建設事業の生産プロセスにおけるDXを着実に進めている
・自社WebサイトやYouTubeなどで積極的に情報を発信している

大成建設グループは、「人々が豊かで文化的に暮らせるレジリエントな社会づくりに貢献する先駆的な企業グループ」を目指し、2024年に策定した【TAISEI VISION 2030】達成計画において、DXを事業変革の進め方の1つと位置づけています。
そして、「『情報』(デジタル技術とデータ)をスピーディーに活用することにより、当社グループの企業価値の向上を図る」という基本方針のもと、以下の3つの注力領域を定めました。

1.建設現場を中心とする生産システムの変革(生産プロセス)
2.データ駆動による経営管理の高度化(経営基盤)
3.お客様に向けた新しいデジタル・サービスの提供(サービス・ソリューション)

現在、これら3つの注力領域に関する重点テーマを整理したうえで、これらを実践する基盤として「コア技術」と「デジタル人財」に関する戦略を策定し、全社を挙げてDXを推進しています。

注力領域の1つである「生産プロセス」においては、土木事業の「T-iDigital® Field」、建築事業の「T-BasisX®」を建設作業所におけるDX標準基盤と位置付け、BIM/CIMIoTAI、ロボットとの連携・高度活用によって、品質確保や原価低減、工期短縮、安全性向上、環境負荷低減を図る取組みを推進しています。なお、これらの取組みは国土交通省のi-Construction 2.0で掲げる「施工のオートメーション化」、「データ連携のオートメーション化(デジタル化・ペーパーレス化)」、「施工管理のオートメーション化(リモート化・オフサイト化)」とも連動しています。

今後も当社は、デジタルの力を最大限に活用し、建設業の未来を切り拓くとともに、誰もが安心して暮らせるレジリエントな社会の実現に向けて、着実に歩みを進めてまいります。

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大成建設株式会社
社長室 DX戦略部

taiseidx@pub.taisei.co.jp